Georges Mathieu: Retrospective
ジョルジュ・マチュー

16,500円(税込)

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ジョルジュ・マチュー（Georges Mathieu, 1921–2012）はフランスの画家。抒情的抽象（abstraction lyrique）の旗手として戦後フランス美術を牽引し、ジェスチュラルな筆致と即興性によって、ヨーロッパにおけるアクション・ペインティングの先駆とされる。本書は、パリ市立近代美術館での回顧展に併せて刊行されたカタログであり、キュレーターのDaniel Abadie（ダニエル・アバディ）や美術評論家のMichel Tapié（ミシェル・タピエ）らによる批評を通じて、マチューの即興的制作や歴史主義的主題への志向が詳細に論じられている。豊富な図版とともに、1950年代の爆発的な絵画表現から晩年の荘厳な装飾的作品に至るまでの軌跡を、美術史的・文化的文脈において広く見渡せる一冊。

表紙・見返しにスレ、小口(天)に僅かなシミ有。

Paris-Musées Association, 2003
27×22cm, 304p
ソフトカバー | condition: B
ISBN9782908901894

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