昭和民芸紙譜 全5冊揃
久米康生

昭和初期に柳宗悦らによって展開された民芸運動のなかで生まれた「民芸紙」。紙料を天然の染料や顔料で染めて漉いた色紙をいつしか民芸紙と呼ぶようになった。本書は、全国の紙郷に漉場を訪ね、その全容を紹介したもので、各地の生漉紙・民芸紙の253点を収録。もともと地域性の強い和紙に個性豊かな染色という要素が加わって、きわめて多彩である。

限定500部、タトウ内部にシミ少、本体の小口に経年シミ少、4巻の上部角に傷み少有。

思文閣出版, 1977
27.5×20cm,
ソフトカバー | condition: B

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