イサム・ノグチ 発見の道
Isam Noguchi: Way of Discovery

日本人を父に米国人を母に生まれ、アンデンティティの葛藤に苦しみながら、独自の彫刻哲学を打ち立てた芸術家イサム・ノグチ（1904-1988）。世界主義者（コスモポリタン）として生きた彼に示唆を与え続けたのが、父の祖国である日本の伝統や文化の諸相であった。本書では「彫刻の宇宙」「かろみの世界」「石の庭」の3章立てにより、晩年の彫刻へと至る想像の道行きを多様な作品で巡り、日本への深い洞察を秘めたノグチ芸術の精髄に迫ろうとしたもの。2021年4月に東京都現代美術館で開催された展覧会のカタログ。本体良好。編集: 東京都美術館、朝日新聞社

朝日新聞社, 2021
30×23cm, 261p
ハードカバー | condition: A
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