PICTURES OF NOTHING
Abstract Art since Pollock
Kirk Varnedoe

抽象芸術に意味はあるのか?私たち個人にとって、あるいは社会にとって、何も描かれていない絵画、それ自体以外に何も示していないように見える絵画や彫刻、版画や素描は何の役に立つのか?
本書は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の元チーフキュレーター、カーク・ヴァーネドー(Kirk Varnedoe)による、2003年のナショナル・ギャラリー「A. W. Mellon Lectures in the Fine Arts」での講義をもとにしたもので、ポロック以後の抽象美術の歴史と意義を、豊富な図版と鋭い洞察で辿る。
彼は、抽象絵画を「無の絵(pictures of nothing)」と捉える批判に応答しながら、ミニマリズム、コンセプチュアル・アート、現代の抽象表現までを通史的に読み解いていく。ジャクソン・ポロックからフランク・ステラ、エヴァ・ヘス、リチャード・セラ、さらにはポスト・ミニマルの作家たちに至るまで、多様な実践を精緻に分析し、抽象芸術の背後にある知性、感情、革新を明らかにしていく一冊。

カバーに傷み少・ヨゴレ少・上部角に傷み少、見返しページと天にシミ・ヨゴレ有。

Princeton University Press, 2006
25×24cm, 297p
ハードカバー | condition: B
ISBN 9780691126784

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