Sanfte Theorie über Arsch,
Asche und Vegetation
A.R. Penck

1979年にフローニンゲン美術館(Groninger Museum)で開催された展覧会に際して刊行された、A.R.ペンクの初期カタログ。A.R.ペンクは、1960年代に先史時代の洞窟画に見られる線画や統一的な記号に美的価値観を見出し、段ボールや空き瓶などを用いた彫刻作品の制作を開始。旧東ドイツ出身の彼は、国家やイデオロギー、社会構造を原初的な記号体系へと還元し、トレードマークとも言える棒状の人物像や矢印、幾何学的フォルムによって独自の表現を構築した。タイトル『Sanfte Theorie über Arsch, Asche und Vegetation(尻、灰、そして植生についての穏やかな理論)』が示す通り、本書では、そうした記号的絵画とテキストが交差し、文明の残滓(灰)と身体性(尻)、そして自然(植生)といったモチーフが、批評性とユーモアを帯びながら展開されている。

限定500部、表紙のフチにヤケ・シミ少・下部角に傷み少有。中ページ良好。

Groninger Museum, Groningen, 1979
29.5×21cm,
ソフトカバー | condition: B

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