Martin Kippenberger
Der Eiermann und seine Ausleger
マーティン・キッペンベルガー

キッペンベルガーが早すぎる死を迎える1997年にStädtisches Museum Abteibergで開催された生前最後の展覧会に際して刊行された作品集。「卵」をテーマに収集した絵画、彫刻、デッサン、資料の複製などが収録されており、「卵」を遊び心のあるパロディとして用いながら、再生、生殖、そして循環の理想を間接的に示唆している。常にイメージを再利用するキッペンベルガーの作品において、卵という主題に独自の象徴を見出している。

「絵画では、自分が描ける“落ちている果実”がまだ何か残っていないかを探さなければならない。卵はそこからこぼれ落ちていたんだ。ウォーホルはすでにバナナをやってしまったからね。

人は自分のための形を選ぶ――いつだって角ばったものだとか、四角いフォーマットだとか、黄金比だとか、そんな話ばかりだ。

卵は白くて味気ない。あんなものから、どうやって色彩豊かな絵画が生まれるというんだ?」

表紙にスレ・ヨゴレ少有。中ページ良好。

Oktagon / Städtisches Museum Abteiberg, Mönchengladbach, 1997
19.5×16.5cm,
ソフトカバー | condition: B
ISBN 3896110241

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