phase 2: figure
elements
Rondade

elementsは、アートディレクターの置田陽介氏、建築家の井上真彦氏、グラフィックデザイナーの横山道雄氏の3名によるプロジェクトで、ものづくりのプロセスを通じ身の回りのさまざまな現象や要素を探求している。この「Phase」シリーズは、彼らのリサーチ・ベースの活動を本というメディアの上で、単なる記録の集積ではなく、本を制作する過程そのものをプロセスの一環として捉え、段階的に変化させながらアウトプットすることを目指している。本書はその中の二冊目であり、『phase1: collective』に対するelements自身の返答として、2019年10月に大阪のpantaloonで行なった展示『phase2: figure』に合わせ刊行された。出版およびデザインを手掛けたRondadeが展示に関与しながら、本を「形の解釈の受け皿(支持体)」と捉え、人工的に作り出した型と地震によって偶発的に生まれた断層や亀裂の形をベースに制作を行い、期間中に生成された形の断片(紙に出力された型の束)を、鑑賞者が自由に配置・再構成して、それぞれの本を完成させる形式を採用した。elementsやRondadeがあくまで中間的な存在として機能することで、鑑賞者が空間を通じて疑似的に関与することを重視し、作品を通して「作ること」「本という形態の意味」を問い直している。エディション100部、デザインは牧野正幸が手掛ける。

本体良好。

Rondade, 2019
30×22.5cm
ソフトカバー | condition: A


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