1932年(昭和7年)に創刊された写真雑誌『光画』。写真家である野島康三、中山岩太、木村伊兵衛、写真評論家の伊奈信男を同人として、たった18冊でその姿を消した『光画』は、日本近代写真のはじまりを告げる幻の写真雑誌として、今も輝き続けている。本書では、これまで全貌を明らかにされることのなかった『光画』の誕生から終焉までを追い、誌上の作品に写し込まれた1930年代を読みとろうとする一冊。
初版、帯とカバーに僅かなスレ有、中ページ良好。
平凡社, 1988
21.6×15.5cm 278p
ハードカバー|condition: A
ISBN 4582231047