日本を代表するグラフィックデザイナー、亀倉雄策が1951年から1971年の20年間に手がけた代表作238点を収録した作品集。1955年に日本宣伝美術会展に出品した「ニコンカメラ」のポスターからはじまり、1964年の「東京オリンピック」、1969年作の「EXPO'70」、松屋の包装紙、雑誌「アイデア」「宣伝会議」「デザイン」などの表紙、東急エージェンシー、グッドデザインのロゴマークなど。巻末にある全作品に対しての本人のコメント(制作ノート)も貴重。その他、石元泰博(Yasuhiro Ishimoto)によるポートレイト、年譜、ハーバート・バイヤー(Herbert Bayer)による序文、勝見勝(Katsumi Masaru)によるテキスト「是々非々」を掲載したボリュームある豪華な一冊。
函に経年シミ・フチにヤケ・傷み、本体小口にシミ有。中ページ良好。
美術出版社, 1971
25.8 x 26.8cm, 199p
ハードカバー | condition: B