パウル・クレー画集 PAUL KLEE
土方定一

クレーの眼とクレーの精神は宇宙(コスモス)の超自然的な領域、また人間と物の愉しい、底知れぬ未知の領域に案内してくれ、そこではグロテスクな歪形、明晰な構成、お伽話の魔術が絵画のもっとも経済的な仕組によって表現されている。（本文中より）

1969年に開催されたクレー展にあわせて出版された作品集。序文はクレーの一人息子フェリックス・クレー（Felix Klee）。本書では、1894年から1940年までの作品を年代順に191点収録。巻末の作品目録には、制作年、題名、作品サイズのほかに署名の位置や材質も記載されています。図版はカラーの貼込みページが多く、発色が良く見応えのある一冊です。造本は原弘。テキストは日本語・英語表記。監修: 土方定一

輸送函に傷み・経年シミ、内函のフチに薄っすらヤケ、本体カバーに経年ヤケ有。中ページ良好。

求龍堂, 1970
31×28cm, 268p
ハードカバー | condition: B

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