東京アートディレクターズクラブ(ADC)の創立15周年と年鑑広告美術10巻刊行を記念し企画、発行された作品集。時代を明治まで遡り、広告美術が制作され、大正・昭和と経てどういう推移を示してきたか、その全貌をとらえた一冊。掲載作品がそれぞれの時代の社会的、経済的、文化的基盤によって制作され、その背後に汲みとれる広告計画や経済活動を探るための手がかりにできるようにと巻末に年表も収録されています。山名文夫による日本の広告美術・概説、原弘によるあとがきも読み応えがあります。
函にヨゴレ・傷み・背壊れ修復跡、本体ビニールカバー付、状態良好。
美術出版社, 1967
25.5×24cm, 270p
ハードカバー | condition: B